・”バスケの甲子園”とも呼ばれる ウインターカップ2019 全国高校バスケットボール選手権大会が開催され、
報徳学園は2年連続3回目の出場となりました。
・夏のIH3位、第4シードの位置で「追われる立場」で臨み、選手諸君はチャレンジ精神を発揮して、大いに
奮闘しましたが、惜しくも準々決勝で敗れ、昨年同様のベスト8となりました。
・保護者、学校関係者はじめOB、そして応援いただいた大勢の皆様に厚くお礼申し上げます。
(12月27日 準々決勝戦 対 東山) 報徳 68 - 72 東山
・メインコートでの準々決勝戦の相手は、近畿大会等を通じて未だ勝利の無い東山でした。組合せ決定して以降、当面の打ち破るべき
壁として目標としてきたチームです。
・両チームともに固いディフェンスで、シュートが得点に繋がらずロースコアでの立ち上がりとなりました。東山の多彩な攻撃を報徳は
良く凌ぎながら反撃しましたが、良いタイミングでのシュートを打たせてもらえず、積極的に放ったシュートリバウンドを悉く東山に
とられ速攻に繋がれました。
・後半に入り報徳は、積極的なディフェンスからスチールやターンオーバーを奪って追い付き、僅差ながら逆転し、その後は一進一退の
展開となり、第4Q終盤までは正に「糸が絡み合うような両校のスコア」(神戸新聞・藤村記者)となりましたが、残り4分余で報徳が
仕掛けて成功したかのスチールが、セカンドボールを東山に拾われ、タイミングの良いシュート、ベネトレートを決められ惜敗しました。
報徳 68(11-13 15-21 28-18 14-20)72 東山
(12月26日 第3回戦 対 岡山商科大学付属) 報徳 113- 81 岡山商科大学付属
・3回戦の岡山商大付属は、初出場の昨年に続いて2回目の本大会出場ですが、1、2回戦ともに100点ゲームで勝ち進めて来た得点力に
優れたチームです。U18代表メンバー1人を擁しています。
・報徳は立ち上がりから攻守にわたって足が良く動き、攻守のリバウンドで優位に立ち、ダブルチームでプレッシャーをかけスチールからの
速攻に繋げたり、ターンオーバーを幾度となく奪い、多彩な攻撃を展開して前半で大きなリードを奪いました。
・後半、やや気持ちの緩みからか、岡山商大付属の中心メンバーに連続して得点を許し、攻守のリズムがやや悪くなり応酬されましたが、
ベンチメンバー全員が出場し、それぞれ持ち味を発揮して快勝しました。
報徳 113(38-22 34-4 18-31 23-24)81 岡山商科大学付属
(12月25日 第2回戦 対 前橋育英) 報徳 99 - 80 前橋育英
・報徳の初戦相手の前橋育英は、5年連続大会13回出場を数え、今大会も第1回戦で台頭著しい別府溝部を走力を活かした攻撃で破って
きた勢いのあるチームです。
・報徳は寄せが速くプレスを利かせたディフェンスと、高さを活かして攻守のリバウンドで優位に立ち、前橋育英のインへの攻撃には
ブロックショットなどで抑え、攻撃ではインへの合わせを集中して得点を伸ばし、序盤はリズムの良い攻守でリードを広げました。
・中盤以降は、報徳は高さを活かしてインへの合わせを中心とした攻撃で得点する一方、前橋育英も持ち前の走力を活かし、オールコート
マンツーマンディフェンスて報徳のスピードを止め、外角からの精度の高いシュートで応酬し、一進一退の展開となりましたが、報徳は
インへの合わせで確実に加点し、コンゴロー君が驚異的な得点力を発揮して勝利しました。
報徳 99(29-17 27-22 25-23 18-18)80 前橋育英