表 彰 式
・2019年度インタイハイの報徳学園は、兵庫県では1961年準優勝を果たした甲南以来58年振り(神戸新聞8月2日記事)の3位(2校・
ベスト4)の成績を挙げてくれました。
・生徒諸君は大会前の評判に左右されることなく、鍛え・練習を積んで来た成果を、全国の舞台で遺憾なく発揮してくれました。
また、控えに回った選手達も10時間をかけてバスで移動して、スタンドから何処よりも負けない応援をアリーナに響かせ、コート内の
選手を励ましてくれました。
・折からの炎暑の中、ご支援いただいた指導の先生、保護者、学校関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
・北陸高校の試合終了後、3位(2校)の表彰式があり、表彰状、記念プレートのほか、出場選手に記念メダルが授与されました。
(8月1日 準決勝戦 対 北陸<福井県>) 報徳 63 - 85 北陸
報徳にとって総体初めてのメインコートでの試合となりました。
・報徳は開始から5分間シュートが入らず、一方、北陸は積極的なドライブインから着実に得点し、報徳は6点ビハインドから猛追を開始、
3P、ミドルや1対1からゴール下での連続得点で同点とし再びリードされましたが、2Qで互角に持ち込み4点差で前半を終えました。
・後半は、ほぼ互角の展開で始まり一進一退の展開となり、この間、報徳は巧みな連続スチールから得点を重ねましたが、分厚いスクリーン でブロックする北陸の攻撃の前にディフェンスが破られ連続得点を許しました。報徳は攻め込むもののシュートがリングに嫌われて、
連続した攻撃に繋がらず徐々に劣勢になり、終盤にはオールコートプレスから反撃を試みましたが果たせず敗れました。
報徳 63(12-18 21-19 17-20 13-28)85 北陸
(7月31日 準々決勝戦 対 広島皆実<広島県>) 報徳 96 - 61 広島皆実
・報徳にとって更なる歴史となるベスト4進出をかけての対戦先は、前試合で関東の強豪である実践学園を破って進出の広島皆実でした。
U18日本代表選手を擁して攻守ともにバランスの良いチームです。
・報徳ディフェンスは、相手主力選手を三年生がフェイスガードで自由にさせず、報徳も主力の留学生選手がゴール付近でダブルチームで
ディフェンスされ、両チームが相手主力選手の攻撃を封じる策もあって、両チームとも立ち上がり5分まで得点できずに推移しました。
報徳は徐々に高さ優位策が奏功してゴール下へパスから連続して得点し、ドライブインやスペースへのパスも決めて差を広げました。
・2Qに入り広島皆実のゴール下のシュートや、1対1からの仕掛けで得点されましたが、報徳も応酬して互角で終えました。
・後半の報徳は、プレスを強めた相手ディフェンスを躱し、3Pやドライブインなどを織り込んで連続得点し、一気にリードを広げました。
総じて報徳がシュート数や確率で上回り、出場選手が持ち味を発揮して全員得点で勝利し、新たな歴史となるベスト4入りを決めました。
報徳 96(21-7 20-17 30-15 25-22)61 広島皆実