・本大会は、今年から大会名称が全国高校選手権大会(従来は全国高校選抜優勝大会)に変更され、
正に高校チャンピオンを決定する大会となりました。
・今年の会場は「武蔵野の森総合スポーツプラザ」(昨年までは東京体育館)です。
(12月24日 第1回戦 対 福島南) 報徳 82-74 福島南崎
・報徳にとって4年振り2回目のウインターカップ第1回戦は県立福島南との対戦でした。
・U18チームコーチも兼ねる指導者の下で台頭振りが著しく、4回連続の出場校です。今年のチームは上背こそないものの、鍛えられた
走力と精度の高いシューターを擁し、明成、能代工業など強豪校が並ぶ新人戦東北地区で優勝しています。
・報徳は緊張からか、攻撃面ではややボールハンドリングが甘く、確りとしたシュートに繋がらずリズムに乗り切れませんでしたが、
ディフェンスは相手への寄せも早く、互角で1Q を終了しました。2Qは報徳がインへの合わせ、高さを活かして攻守のリバウンドで
優位に立ち、シュートブロック等も決まり若干ながらリードして前半を終了しました。
・後半の報徳は、3Q中盤からインへの合わせや3Pシュートも決まりリズムが出だしましたが、後半はターンオーバーから速攻や3Pを
福島南に決められ詰め寄られました。結果、後半は互角で推移し報徳が前半のリードを守って勝利しました。
報徳 82(18-18 24-16 23-20 17-20)74 福島南
(12月25日 第2回戦 対 桐光学園 報徳 59-54 桐光学園
・第2回戦は新人戦関東地区で優勝した強豪チームで、インターハイ3回戦では苦杯を喫した桐光学園との対戦となりました。
・両チームともに高さがあり、加えて桐光学園は洗練されたプレーと精度の高いシューターを擁している隙の無いチームです。
・1Qの報徳は惜しいシュートが決まらずもどかしい流れでしたが、ディフェンスは桐光学園の攻撃を良く凌ぎ、守り合いで推移しました。
・2Q以降、報徳はディフェンスシステムを変更して桐光学園のスピードのある攻撃を止める一方、ドライブインや外角からのシュートも
織り込んで攻撃し、リバウンドでも優位に立って、早々に逆転して若干ながらリードして前半を終了しました。
・後半入り後も2Q同様の展開が続き、報徳はインへのボールを集めてファールを誘いその差を広げましたが、4Q終盤から桐光学園に連続 して3Pシュートを決められ急追されましたが、落ち着いて対応して逃げ切りました。
・この試合終了後、桐光学園の選手の皆さんが報徳サイドに歩み寄り、健闘を称え合っている情景が印象的でした。
報徳 59(14-15 19-11 16-11 10-17)54 桐光学園
なお、以降の写真の一部は、本HP管理人の家族から提供を受けました