・2018年インターハイ東海のバスケットボール競技は愛知県一宮市で開催されました。報徳学園は3度目の
出場ながら県予選初優勝しての参加でした。
・残念ながらベスト8入りは持ち越しましたが、全国レベルを経験できたことは今後に生かされることでしょう。
・また、記録的な暑さの中、父兄やOBも大勢応援に駆けつけてくださり、また、スタンドからは選手がどこにも
負けない元気さと、アリーナ一杯に応援歌を響かせてくれました。皆様本当にありがとうございました。
(8月4日 第3回戦 対 桐光学園<神奈川>) 報徳学園 52 - 67 桐光学園
・初のベスト8入りを目指す3回戦の相手は桐光学園(神奈川)でした。
・報徳は高さを活かしてゴール下へボールを集め、連続得点して上々のスタートを切りました。ディフェンスでもプレスを利かせて桐光学園 のベネトレートを止め、その後は両チームディフェンスが機能してロースコアで展開し、報徳が序盤のリードを保って前半を終えました。・後半に入り桐光学園はプレスを利かせた寄せの速いディフェンスシステムに変更し、報徳がこれに十分対応できず得点が止まったことに
乗じてミドルからのシュートや、ベネトレートからインへの合わせ等を織り交ぜて報徳のディフェンスを翻弄し、報徳は瞬く間に大量得点 されてしまいました。報徳は何とかリズムを変えるべく、外角からのシュートを連続して試みましたが入らず、桐光学園の勢いのある攻撃 の前に逆転を許し敗れました。
報徳学園 52(19-12 9-10 18-23 6-22)67 桐光学園
(8月3日 第2回戦 対 日本学園<東京>) 報徳学園 108 - 81 日本学園
・報徳のプレスを利かせたディフェンスが奏功し日本学園の攻撃を抑える一方、攻撃では外角から精度の高い3Pシュートをタイミング良く
決めるとともに、ゴール下も支配し着実の得点して点差を広げて前半を終えました。
・後半は日本学園がディフェンスをオールコートプレスに変えてスチール等を狙ってきましたが、報徳はリバウンドからロングパス等で撥ね付け、 外角からのシュートも決めて点差を広げました。4Qは報徳はベンチメンバーを適宜交代して出場させ、お互いに走力を活かした攻守の
行き来が激しいトラジションゲームとなり、互角の点の取り合いで推移し、報徳がリードを保って勝利しました。
報徳学園 108(25-11 22-18 29-20 32-32)81 日本学園
(8月2日 第1回戦 対 一関工業<岩手>) 報徳学園 83 - 74 一関工業
・立ち上がりから報徳はプレスを利かせたディフェンスで一関工業の攻撃を散発の外角からのシュートに抑え、攻撃でも早いパス回しから
外角からのシュートをタイミング良く決め、高さを活かしてゴール下の攻防でも優位に立ち着実に点差を広げ、交代したメンバーも互角に対応
して前半を終えました。
・後半に入り報徳は前半終了時のメンバーで臨んだのに対し、一関工業は積極的なドライブインの攻撃や、ディフェンスでもプレスを強めて、
スチールからの速攻などでリズムを作ってきました。一方、報徳はセカンドボールへの寄せの遅れからリバウンド確保で劣勢になり持ち味の
速い攻撃に持ち込めず得点が止まりました。
・4Qに入っても報徳は連続して3Pを決めてリズムを取り戻した一関工業に反撃を許しましたが、終盤ではドライブインやインサイドへの
タイミングの良いパスを通して得点を重ね、僅差ながら差を広げて逃げ切り勝利し、過去の実績である初戦突破を継続させました。
・この試合、ミスや少しの気の緩みや集中力を欠くと、簡単に逆転を許すことになる全国の怖さを知ったことは貴重な教訓となったことでしょう。
報徳学園 83(24-11 23-13 17-24 19-26)74 一関工業
一部の写真はガラス越しの撮影となり、お見苦しくなったことをお許しください。