2018年6月(第65回)総体近畿大会

・近畿大会は 6月23日・24日 和歌山ビックホエールで開催され、過去最高の3位(2校)となりました。
・報徳は準々決勝戦で大阪府予選2位の大阪桐蔭との接戦を制し、準決勝戦では京都府予選2位の洛南に善戦
 しましたが終盤に突き放されて惜しくも敗れました(洛南は決勝戦で東山を破り今大会優勝)。

(6月24日 準決勝戦 対 洛南) 報徳 53-63 洛南

・両チームともに確りしたディフェンスで守り合いの立ち上がりとなりましたが、報徳が高さの優位を活かしたゴール下の攻撃で得点を重ねる
 一方、洛南は速いパス回しからタイミングの良いシュートを確実に決め、報徳は僅差ながらリードされて1Qを終了しました。
・2Qに入り報徳はディフェンスシステムを変更して洛南の攻撃を止め、ゴール下への集中した攻撃で反撃し同点で前半を終了しました。
・後半は互角の展開で推移しましたが、終盤で洛南のプレスを強めたディフェンスに報徳が攻めあぐねた間に、洛南はハイポストの正確な
 シュートを連続して決め、報徳の惜しいシュートが外れたこともあって、その差を広げられ10点差で敗れました。
・洛南の多彩で洗練されたプレーが印象的でしたが、セカンドボールへの寄せや処理、確りとしたキャッチングト等ファンダメンタルの確かさの
 大切さを改めて感じました。報徳もこうした対戦を通じて多くの教訓を得たと思いますので、今後に活かしてもらいたいです。

  報徳 53(13-17 17-12 14-15 9-19)63 洛南

(6月23日 第3回戦 対 大阪桐蔭) 報徳 81-77 大阪桐蔭

・報徳は立ち上がりから攻撃ではボールが良く動き、ドライブインや外角からのシュートをタイミング良く決め、高さを活かしてゴール下の
 攻防でも優勢に立ち、リードを広げました。2Qに入り報徳は攻め込むものの、パスミスやインへの合わせでタイミングがずれてターンオーバー
 を許し、大阪桐蔭に逆襲され、ほぼイーブンで前半を終えました。
・3Qは報徳の攻撃リズムが戻り僅少ながらリードを広げました。4Qに入り報徳は大阪桐蔭のディフェンスに手を焼き、幾度かターンオーバーを
 許し大阪桐蔭に逆転を許し、その後は得点が行き来するシーソーゲームとましたが、リバウンドでの優位を活かしてファールを誘い、最後は
 落ち着いてFSをきっちり決めて接戦を制しました。

  報徳 81(19-10 19-26 22-13 21-28)77 大阪桐蔭


(6月23日 第2回戦 対 泉北<大阪>) 報 徳 84 - 75 泉北

近畿大会の報徳は第3シード校として第2回戦からの出場です。初戦の相手は第1戦を接戦で制した泉北でした。
・報徳は大会初戦ということもあってか攻守にやや動きが固くリズムに乗り切れなかったものの、高さを活かして攻守のリバウンドを支配し、
 リードを保って1Qを終えました。2Qの報徳は出だしのチグハグさを修正できず、パスミスからターンオーバーを許し、連続して外角からの
 シュートを泉北に許し、逆転されて前半を終えました。
・後半の報徳は高さの優位を活かしてゴール下での攻守で勝負をかけて得点を重ね再逆転し、外角からのタイミングの良いシュートを連続して
 決めるなど、着実に点差を広げ、泉北の攻撃を外角からのシュートのみに抑えて勝利しました。

  報徳 84(18-12 8-21 22-16 36-26)75 泉北