2021年インターハイ(北信越大会)

・昨年は新型コロナウイルスまん延防止から中止となった本大会ですが、無観客や各種感染拡大防止策など、関係者の
 ご努力と準備の下で”輝け君の汗と涙 北信越総体2021”の開催が実現しました。
・男子バスケットボール競技は、大会開始(7月24日)の翌25日から第1回戦が行われました。
    会場 新潟県長岡市・シティーホールプラザ アオーレ長岡 
・大会直前に感染者が出て出場辞退となる残念な学校も出るなど、各校とも目に見えないコロナとの戦いにも留意しなければ
 ならず、暑さ対策と併せコンデション維持が例年に増して大変ではないかと思いました。
・報徳は昨年までと異なるチームスタイルで初戦・2戦を突破しましたが、第3戦で仙台大明成に敗れB16でした。
・本大会は保護者を含め無観客で、本ページもSNSでのライブ中継を基にコメントしており不十分な点、
 映像がないこと等、お許し下さい。ご支援・応援いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。

(7月27日 3回戦 対 仙台大明成<宮城>) 報徳 54 - 96 仙台大明成

・第3戦の仙台大明成は、昨年末ウインターカップ優勝校で本大会第2シードとして本大会も優勝候補の呼び声が高い相手です。
・報徳はスタートから明成のゾーンディフェンスに対し、積極的に速いタイミングで3Pを打ち攻撃リズムを作るなど工夫し、1Qでは
 確率良く得点を重ね、僅差ながらリードを奪って終えました。
・2Q以降、報徳はディフェンスではダブルチームを仕掛け明成の速い攻撃に対応しましたが、明成の巧みなボールコントロールや
 スペースへのパスを通され得点され、攻撃面では焦りやプレッシャーからかボールキャッチミスやバイオレーションを犯し、得意の
 外角からのシュート精度が下がり、連続してリバウンドを奪われ速攻に繋げられました。
・報徳は強豪校に果敢に挑みましたが、明成チームの技術やプレーの確かさは一段上で、何よりもボールやゴールへの執念・粘りでも
 凌駕されました。全体を通じて、チャレンジャーとして個々がもっと気概を前面に出して戦うことも必要かと思われました。
 コロナ禍の下で異状なく試合が出来たことや、強豪校との対戦を通じて得た教訓を今後に生かしてくれることを願っています。

  報徳 54(26-22 7-25 12-20 9-29)96 仙台大明成

(7月26日 2回戦 対 法政大二高<神奈川>) 報徳 93 - 69 法政大第二

・第2戦は法政大第二との対戦となりました。学校数が多い神奈川予選2位の実績高です。
・報徳はスタートから外角からの3Pを決め、寄せの早いディフェンスからターンオーバーを奪い速攻に結びつけるなど開始早々に
 主導権を奪いリズムに乗りました。
 その後も速いパス回しとハンドオフからノーマークを作り3Pシュートを連続して決め、前半で大きなリードを奪いました。
・後半に入り法政二高の外角からのシュートが連続して決まりだし、報徳のセカンドユニットに対しオールコートディフェンスで、
 プレッシャーをかけ、報徳はその差を縮められましたが、落ち着いた対応で互角に対応し、一度もリードを許さずベンチメンバーの
 全員が出場し勝利しました。

  報徳 93(29-20 28-18 21-19 15-12)69 法政大第二

(7月25日 1回戦 対 県立小林<宮崎>) 報徳 92 - 77 県立小林

・第1戦相手は県立小林でした。全国常勝校である延岡学園が有名ですが、バスケレベルの高い宮崎県で同校と並ぶ伝統校です。
・報徳は立ち上がり早々に3Pを決めてリズムを作り、ドライブインも交えて攻撃しましたが、優れた走力とフィジカルを生かした
 小林の粘り強い攻守の前に大幅なリードを奪えず、1Qは相手にブザービターを許し1点差で逆転されました。
・2Qも両校のプレスを利かせたディフェンスの前に一進一退の展開が続き、報徳はインへのドライブを試みるものの、小林の身体を
 張った粘り強いブロックに得点出来ず、オフェンスでボールキャッチなどで小さなミスも出ましたが、走力を生かしたディフェンス
 で小林の得点を抑え、守り合いで推移しました。
・後半の報徳はボディコンタクトが強く粘り強い小林の攻守への対応を修正し、攻撃ではインからアウトへの変化でタイミング良い3P
 を決め、ディフェンスではゴール下へのセカンドパスへの対応を強化して得点を止めてリードを2桁に広げました。
・4Qは両校の3Pが良く決まり、攻守の入れ替わりが激しいトランジションゲームとなり、報徳が競い合いを制し二桁リードを守って、
 レベルの高い宮崎県勢を破って勝利しました。

  報徳 92(22-23 14-11 29-18 27-25)77 県立小林