2014年県ウインターカップ-Ⅱ


表  彰  式

表彰式の前に2010年に亡くなった先輩に対し、優勝報告と、お礼の気持を込めて黙祷を捧げました

 



(9月21日 決勝戦 対  村野工業) 報徳  75-73 村野工業

・決勝戦は、優れた走力と華麗なパス回しでスピード溢れるプレイスタイルを特徴とする村野工業でした。
・報徳は春の新人戦では勝利したものの、総体決勝リーグ戦では逆転を許して負け、1勝1敗のライバルです。とくに優秀な1年生の加入もあり一段とレベルアップが図られているチームです。
・立ち上がりから村野工業のゾーン+マンマークの素早いディフェンスに、報徳はシュートタイミングを外され、一方、村野工業は報徳の僅かなディフェンスのズレを逃さず精度の高いアウトからのシュートや得意のインへの合わせで、着々と得点を重ね、報徳は0─18の大幅リードを許してのスタートとなりました。
・報徳は、1P終盤からディフェンスシステムを変更し村野工業のリズムを乱し、攻撃でも前掛りとなっている村野工業のインサイドへの
 コンタクトで応酬して、徐々に挽回を図り前半で3点差まで追い上げました。
・3P以降は、正に追いつ追われつで相互に逆転を繰り返し一進一退の展開で4P後半まで縺れ込みました。
・終盤、報徳の連続3pシュートが決まり4点差を付け、村野工業の反撃を2点に抑え接戦を制して優勝しました。
・チーム全体の熟達度やリズムに乗った攻撃などは村野工業に分があると思いましたが、仕掛けのタイミング把握と徹底、高さに若干勝る
報徳がリバウンドで優位に立てたことが逆転に繋がったと思われました。
 また、「百折不撓」スローガンどおり最後まであきらめない気持が勝利に繋がったと信じます。

  報徳 75(11-24 26-16 14-19 24-14)73 村野工業


(9月20日 準決勝戦 対  育英) 報徳  86-65 育英

・準決勝戦は昨年の本大会決勝戦で敗れた育英が相手でした。
・立ち上がりから報徳はミドルからのシュート、育英はインへの合せで応酬し、一進一退の展開で推移しましたが、報徳のシュートの精度が
 今一つ上がらずリズムに乗り切れず、1Pは育英が2点リード、2Pは終盤で報徳がターンオーバーから連続シュートを決め、報徳が
 3点リードして前半を終えました。
・3Pに入り報徳がディフェンスを強めて育英のリズムを崩し、オフェンスではインへの合わせやリバウンドでも優位に立ち、連続スチールなどから報徳がリズムに乗りゲーム主導権を握りました。
・4P入り後は育英のスピードを活かしたDインが連続して決まりましたが、報徳もミドルからのシュートで応酬し報徳がやや優位の
展開で、若干ながらリードを広げ勝利し決勝戦進出を決めました。
   報徳 86(18-20 20-15 27-11 21-19)65 育英