第47回(2016年)選抜優勝大会(ウインターカップ)県予選
(9月19日 決勝戦 対 育英) 報徳 41 ━ 61 育英
・決勝戦の相手の育英とは春の新人戦、夏の総体の決勝戦でいずれも大差で敗れ3度目の対戦となり雪辱を期して臨みました。
・序盤から報徳は育英の出足が速いディフェンスに速いパス回しを封じられ、外角からのシュートやドライブインからのシュートも育英のプレス
が利いた粘り強いディフェンスの前に精度を欠き、インでもシュートブロックされるなど得点が伸ばせませんでした。
・一方、育英は速いパス回しから得意の精度の高い3Pシュートを的確に決めて得点を伸ばし、報徳が必死に追いかける展開となりました。
・双方とも足を使ったディフェンスから相互にターンオーバーを繰り返しロースコアのゲームとなりました。報徳は終盤からやや優位だった
インへの攻撃で連続得点して追い上げましたが、育英の3Pシュートが的確に決まり追い付くことなく育英に3冠を許しました。
・これまで大敗した2戦に比ディフェンス面では相応に対応できましたが、オフェンス面で持ち味を十分発揮できなかったのが残念でした。
3年生にとっては最後の試合となり、終盤は後輩達に百折不撓の意地を見せたような気がしました。3年生の皆さんお疲れ様でした。
報徳 41(10-20 5-12 6-15 20-14)61 育英
(9月18日 準決勝戦 対 村野工業) 報徳 72 ━70 村野工業
・準決勝戦は前試合同様に夏の総体で準決勝戦で対戦した村野工業が相手でした。いつも接戦を強いられる粘りのあるチームです。
・報徳は開始早々に3Pシュートが決まり上々のスタートを切りましたが、その後は攻め込むものの最後のシュート阻まれリズムに乗りきれず、
村野工業の速いパス回しからのインへの合わせや外角からのシュートを決められ、瞬く間に10点近くのリードを奪われました。
・報徳は1Q途中でメンバー交代を機に、攻撃のリズムを変えて徐々に挽回を図り1Qは9点差を付けられ終了しました。
・2Qは攻守が速く入れ替わり、一進一退の展開となり村野工業が立上りのリードを保ったまま前半を終えました。
・後半3Qの報徳はゾーンプレスから村野工業のターンオーバーを連続して奪い、ゴール下での競い合いにも競り勝ち逆転し、10点のリードを
つけました。
・4Qに入り報徳は3Qの勢いに乗ってリードを広げるかと思いましたが、入りからスピードに乗った村野工業の反撃にあい2点差まで追い上げ
られ、その後は僅少差のクロスゲームとなりました。同点で残り1分を切ったところで報徳は村野工業のパスカットから速攻で2点のリードを
奪い、その後の村野工業のパス回しを速い出足で止め、そのまま逃げ切り決勝戦進出を決めました。
・この試合には総体を機に引退した3年生がリードして、持前のパフォーマンスや応援歌で盛り上げてくれたほか、昨年・今年卒業した若い
OBがたくさん応援に来てくれました。
報徳 72(11-19 17-16 33-16 11-19)70 村野工業
(9月11日 準々決勝戦 対 三田松聖) 報徳 119 ━71 三田松聖
・準々決勝戦は夏の総体でも準々決勝戦で対戦した三田松聖が相手でした。走力と得点力をアップさせ台頭振りが著しいチームです。
・報徳は立上りから走力を活かしてスピード溢れるドライブインや速攻を仕掛け、三田松聖にリズムをつくらせることなく攻守の速い展開に
持込み、3Pシュートもタイミング良く決まり主導権を握ってゲームを支配し大幅にリードを広げて前半を終えました。
・3Qはオールコートのプレスディフェンスを仕掛けてきた三田松聖の前に、出場した報徳の若手ユニットはやや攻め手を欠き、三田松聖の
3Pやスピードに乗ったドライブインの逆襲を受けましたが、若手ユニットも負けずに対応し互角で推移しました。
・4Qに入って報徳は序盤からセンターやインでの1対1を積極的に仕掛け差を広げ、中盤以降に出場した若手ユニットも攻守に走力と高さを
活かして三田松聖を圧倒しベスト4入りを決めました。
報徳 119(31-14 29-17 25-22 34-18)71 三田松聖
(9月11日 第3回戦 対 県立尼崎) 報徳 120 ━ 48 県立尼崎
・第3回戦の相手は阪神地区で認められた11校の出場校決定戦を勝ち抜いてきた県立尼崎でした。
・報徳は選手層の厚さに加え、走力と高さのアドバンテージを如何なく発揮して県尼崎を圧倒し、3Pシュートも連続して決まり大差をつけて
勝利しました。
・ただ、報徳はゴール下でのイージーショットのミスが目立ち、セカンドショットでリカバーする場面も目立ちました。互角の高さのチームでは
攻撃リズムを崩すことにも繋がり兼ねないことを心に留めておく必要があると思いました。
報徳 120(30-8 22-9 38-12 30-19)48 県尼崎
(9月10日 第2回戦 対 加古川西) 報徳 158 ━ 47 加古川西
・選抜優勝大会(ウインターカップ)県予選は各地区の予選を勝ち抜いた60校が参加し、育英、報徳は県推薦高として出場します。
・第2戦の相手の加古川西は東播地区からの選抜で、第1試合では兵大付属との接戦を制して2回戦に勝ち進んできました。
・報徳はプレスを強めたディフェンスに加え、ダブルチームからのスチールで加古川西の攻撃の芽を摘み得点に繋げたのをはじめ、絶対的に優位な
高さを生かしてゴール下リバウンドを支配して得点や速攻に繋げるなど、主導権を終始握って試合を進めました。
・中盤からは本日2試合目となり足が止まった加古川西に対し、ベンチメンバー全員を出場させて走力を活かして相手を圧倒し、加古川西の攻撃を
散発の3Pシュートに抑えて勝利しました。
報徳 158(44-6 39-10 35-22 40-9)47 加古川西