第60回(2016年)県総合体育大会-2

タイム・アップ

・決勝リーグ最終戦は育英に完敗しましたが、他校とは競り合いを制し2位で2年振り2回目のIH(広島)出場を決めました。
・優秀選手には 田中智樹君が選ばれました。

決勝リーグ戦

  報 徳 育 英 神戸科技 村野工業 順 位
 報 徳 ×
38-90

66-52

59-56
2位(2勝1敗)
 育 英
90-38

88-39

67-58
優勝(3勝0敗)
 神戸科技 ×
52-66
×
39-88
×
46-86
4位(0勝3敗)
 村野工業 ×
56-59
×
58-67

86-46
3位(1勝2敗)

(6月5日 決勝リーグ最終戦 対 育英)   報徳 38 ━ 90 育英

・決勝リーグ最終戦は昨年は県3冠を果たし、今春の新人戦でも優勝した県常勝高の育英でした。今春の新人戦決勝では大差で敗れました。
・育英の確りしたディフェンスの前に報徳は攻め手を欠き、不用意なファールやシュートミスも目立ち、自分たちの力を発揮できませんでした。
・ディフェンスにおけるブロックの強さとチームとしての連携の習熟度、攻撃面でも多彩な戦術を擁してスピードに乗ったプレーなど、総じて
 チーム力量としては育英が一段上との印象を持ちました。
・精神的にも育英は県頂上高としてのプライドをもって臨んでいたように窺われましたが、一方、報徳は決勝リーグ2勝で「IH出場を決めた
 ことに満足してしまった」とも思わせるモチベーションの高さの違いも感じさせました。最終ピリオドに見せたようにもっとチャレンジャー
 としての気迫と直向きさが必要と感じた次第です。今後、こういった面でも修練を積んでくれることを期待しています。

   報徳 38(8-20 7-20 7-34 16-16)90 育英


(6月4日 決勝リーグ第2戦 対 神戸科学技術)   報徳 66 ━ 52 神戸科学技術

・決勝リーグ第2戦は第4シードで準々決勝で関学に競り勝ってきた昨年のIH出場校の神戸科技でした。決勝リーグ第1戦では育英に大敗
 喫しましたが、IH出場をかけて後のない気持で報徳に臨んできた気迫と緊張感が漲る今日のチームでした。
・立上りから神戸科技は素早い寄せのディフェンスで報徳のスピードを止め、オフェンスでは速いパス回しから報徳のディフェンスを躱して
 外角からの精度の高い3Pシュートを決め序盤リードしましたが、一方、報徳もインへの合わせ等で応酬して逆転し僅かながら報徳がリード
  して1Pを終えました。
・2P以降も同様の展開が続きシーソーゲームとなる中で、報徳はディフェンスでのリバウンドで優位に立ち僅かずつながらリードを広げ、
 終盤に気持ちのこもった決定的とも言える3Pシュートを連続して決め、神戸科技を突き放して勝利しました。
・同時に行われた育英・村野工業戦で育英が接戦を制して勝利したため、同校と報徳がIH出場を決めました。
・この試合、両校のスタンドの応援も熱を帯び、先輩も加わった報徳に勢いがありました。

  報徳 66(20-18 16-11 13-9 17ー14)52 神戸科学技術


(6月3日 決勝リーグ第1戦 対 村野工業)   報徳 59 ━ 56 村野工業

・4校による決勝リーグ戦の第1戦は村野工業でした。2月の新人戦ではトーナメント準決勝戦で対戦し、報徳が終盤に逆転して勝利しましたが、
 いつも苦戦を強いられているチームです。
・立ち上がりは両チームともに硬さが見られ、シュートの精度も欠き得点が動きませんでしたが、3分過ぎに報徳の3Pが決まったのを境として
 双方共に外角からのシュートが決まり出し、報徳のシュートがやや上回った違いが出て僅差ながら報徳リードで展開しました。
・2Pに入り報徳がディフェンスシステムを変更、また、村野工業も得意のゾーンプレスでプレッシャーを強め、相互にディフェンスでの凌ぎ
 合いとなりました。
・後半も同様の展開となり、お互いのディフェンスを攻め倦み一進一退で進み、ロースコアのゲームとなりました。報徳は僅差を保ちながらも
 引き離せず苦しい展開となりましたが、途中および終盤に村野工業の猛追をうけたものの逆転を許さず逃げ切り勝利しました。

   報徳 59(24-21 15-13 8-6 12-16)56 村野工業